タンブン

戦う駐在員 【タンブン編】

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The Company(Equation Thailand) の高荷と申します。

皆様、初めまして!去年バンコクに駐在する事になり、私が実感したタイ文化を日本人目線でご紹介させて頂きたく、今回初めてブログを投稿させて頂きました。

 

皆様はご存じでしょうか?タイには実におよそ30万社以上の寺院が有ります。

皆様もタイに来られたら有名な寺院に参拝される方が多いかと思いますが、その中で僧侶がお経を唱えながら水をかけている場面を見かけた事は御座いますでしょうか?最初はただ祈祷かお祓いをしてもらっているかと思っていたのですが、お経によって清められた水を信者に掛ける事によって信者の体を清めるといった意味があります。

 

皆さんが目にする不思議な光景に実は一つ一つ徳を積む為の意味があったのです。

 

 1.“タンブン(徳を積む)”

タイでは輪廻転生が信じられており、現世で“徳”を積むことにより来世で幸せになれると信じられています。徳を積むことを“タンブン”と呼びます。

一般的に徳の積み方には様々な方法があります。例えばお寺に寄付をする事もその一つと考えられます。タイの方が徳を積む為にされている代表的な方法を紹介させて頂きます。

 

2.サイバート(お布施)

早朝から僧侶にお布施(食べ物や寄付)をする事をサイバートと呼びます。お布施をしたものを托鉢僧が代わりに神様に届けてくれるという意味も含まれています。

※女性は僧侶には触れてはいけませんのでご注意下さい。

 

3.出家する又は息子を出家させる

息子が出家するとその家族にも得が積まれると言われております。特に母親には来世への徳が積まれると信じられています。男性は結婚前にするのが主流です。結婚後は徳が半減すると言われています。

※タイでは出家、軍に入隊する事で一人前の男性と認められます。入隊は希望性もありますが、近年ではテレビで良く話題になるくじ引きで決まるときもあるそうです。

 

4.瓦を寄付する

瓦は紙に願い事を書き、寄付します。瓦はいずれ屋根になります。屋根になった時に人々の雨や日差しを守る、人々の役に立つ、徳を積むと言う意味になりそうです。

 

5.小鳥や魚を逃がす

生き物の命を助けると言う意味で徳を積むと言われています。しかし、ここで注意しなければいけないのは ※逃がした動物を食べてしまう可能性もあると言われている為、一度逃がした動物は一生食べられません!厳選しましょう。

6.五戒を守る(殺生しない、盗まない、犯さない、嘘をつかない、酒を飲まない)

など色々あります。

 

その中でも個人的に珍しいと感じたのは、蝋燭を作るタンブン方法です。

2つの大きな入れ物があり、1つは溶けた蝋燭ともう1つは大きな筒に蝋燭の芯だけが入っているものがあります。蝋に願いを込めながら蝋燭の芯に3回ほどかけます。この蝋が多くの人の願いと共に大きな蝋燭なります。それは、いずれ火をともします。この火を照らすことにより人々に光を与える。徳を積むという意味にもなるそうです。

(回数も意味があり、3回神様、6回守護霊、9回神様と守護霊だそうです。)

以前、寺院でこの蝋燭のタンブン方法を見たことがありますが、意味が分からずただ特別な液体を筒に流しているだけだと思っていました。実際に意味を理解して、タンブンするのでは心の入れ方が違います。タンブンをすることにより来世で幸せになれるように願う習慣があるタイ人が、なぜ異国の人たちに優しいかが少し納得しました。改めて微笑みの国の文化に触れた気がします。

 

日本とは少し“徳”の積み方や考え方が少し違うかもしれませんが、誰かの役に立ちたいという思いやり精神は、世界共通かもしれませんね。

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